銀製バックル

Posted By on 2023年2月13日

前回2月10日や昨年9月27日の拙ブログでのシルバーバックルについて、お問合せいただいた「店舗当時にお買いいただいた物との違い」

鋳造などで模りしたものではありませんので、一点ごとに多少の差異はあります。また地金(銀)950銀で作っておりますが、2012年作の限定品のみ純銀を使用しております。ホームページの「Limited products」からご覧いただけます。

(画像再掲)

厚い(4㎜乃至4.2㎜の)銀板から切り出し、鍛造(たたき)と磨りだしで作ります。

昨年ご注文いただき、既にお届けしたバックルです。

(画像再掲)

その際、「ついでに新作を」と同時進行していたのが画像右のフラットな物。まだ唐草の銀線は付けておりません。

銀線をロー付けする前に鏡面八分くらいまで磨きます。今回は唐草文様のデザインを変えてみようと思い、鍛造(たたき)でその面を広くし、磨りだしで柔らかい面を作りました。

このままでも一つの作品ですが、板から抜いた唐草文様をのせようか、彫ろうか・・・・迷っております。

こんな風に、作業の中で意図的に変えたりすることはありますが、ご注文頂いての製作は、基本のデザイン(図面)に忠実に作るようにしております。

ロー付(ろうづけ)  金属同士を接着させる方法。使用する金属(母材)より融点の低い材を溶かし、接着材として使う溶接法の一つ。例えば銀の場合、銀・亜鉛・銅を合わせたものをロー材として使用します。

EARLYHOUSE

メール mail@earlyhouse.jp

TEL 011-532-2017


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