がまぐち・口金 Ⅱ

Posted By on 2018年9月27日

9月13日付の当ブログで、江戸時代の革製のがまぐち(口金付きの鞄)について書き、「肩掛け胴乱」・・・の文言を添えましたが、この胴乱とは

日用品(煙草・薬・銭など)を入れて持ち歩く方形の革または羅紗製の袋のことです。これが「カバン」と呼ばれるようになったのは明治期に入ってから。中国の夾板「キャバン」から転用し、後に革+包で「鞄」の字で表すようになったそうです。

言葉の説明ついでに、古いファイルにあった画像も引用しましょう。(昔のプリントから取り込んだもので鮮明ではありませんが・・)

江戸中期の革製「肩掛け胴乱」

明治中期「かばん」

昭和初期「鞄」

 

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