EARLY HOUSEの
時々ブログ

Posted By earlyhouse on 2018年11月22日

革の切り口を染料で色付けし綺麗に仕上げることをコバ磨きといいます。財布やカードケースなどポッケ数が多いとこの作業も増えます。

今回は、ご注文いただいている仕事の他に、これまで作ってきた財布の外側のデザインを幾つか変えてみたっかったので、それ用に共通するパーツなどをまとめて取り掛かりました。裁断までは一人で進めたのですが、肝心のコバ磨きの作業が大変なのに気付き、急遽、助っ人を頼んだ。

お手伝いいただいたのは、昨年、三か月間限定で「教室」に来てくれたSさん。彼女は東京で手縫いの教室に通った経験があり、昨年春にご主人の転勤で北海道にいらして、EARLYHOUSEの仕立てを覚えたいということでお問合せ下さり、条件を決め通っていただきました。時間の限定は当時のこちらの都合だったのですが、経験者らしい手際の良さを見せてくれ、こちらが学ぶことも多々ありました。

ジッパー付けの作業や、後から受けたカードケースの分も手伝っていただきましたが、綺麗な仕上がりです。

単純な作業で大変だったでしょうと言うと、同じものを幾つも作るから上手くなるんですよね、有難いですと返された。　「負うた子に・・・・」

Sさんは、まだ子育てに時間を取られて居りますが、いつかは自分のブランドを立ち上げたいと言っております。是非叶えてほしい。出来れば東京に戻られる前に。

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